春に新入社員が入社してから、早くも2ヶ月が過ぎようとしています。
記事を目にしたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、
公益財団法人日本生産性本部の「職業のあり方研究会」では毎年「今年の新入社員の特徴」を発表しています。
2015年度の新入社員のタイプは「消せるボールペン型」。
その特徴は・・・
「見かけはありきたりなボールペン。
だが、その機能は大きく異なっている。
見かけだけで判断して、
書き直しができる機能(変化に対応できる柔軟性)を
活用しなければもったいない。
ただし、注意も必要。
不用意に熱を入れる(熱血指導する)と、
色(個性)が消えてしまったり、
使い勝手の良さから酷使しすぎると、
インクが切れてしまう(離職してしまう)。」
というところにあるようです。
私たちの事業部でも今年は2名の新入社員を迎え入れました。
私も数年前から指導担当として新入社員の教育に携わっています。
研修をおこなう際は、普段の営業活動におけるお客様対応と同じように
相手の視点に立ったきめ細やかな対応ができるよう心がけています。
しかし、専門知識を備えれば備えるほど本当の意味で新入社員と同じ視点に立つということが
難しいことであると実感しています。
例えば、当たり前だと思って話したことが新入社員にとってはそうではなかったり、1つのことを伝えても、
それぞれの新入社員で解釈の仕方が異なっていたり・・・
こういった経験を通して、営業という仕事における「お客様目線」をこれまで以上に深く考えるようになりました。
「自分は本当にお客様の立場に立った提案ができているのか」
「自分はお客様に寄り添っているつもりでも、もしかしたらお客様は距離を感じているかもしれない」
「お客様ははっきりと言わないだけで、本当はまだ解決できていない課題が残っているのではないか」
こんなことを考えながら、日頃から自分自身を見つめ直すようにしています。
私は、お客様が言葉にしていないこともしっかりと感じ取ることができ、
痒いところに手が届く営業担当でありたいと思っています。
決済そのものや、決済まわりの業務について
「もっと使いやすくならないのかな」
「うちのやり方って他社と比べてどうなんだろう?」
「将来的にこんなことがやりたいな」
ということがあれば、お客様の中で聞きたいことが明確にまとまっていない状態でも大丈夫です。
まずはそのお声をお聞かせください。
決済のプロとしての視点から、ヒアリングをさせていただき、一緒に解決策を考えていければと思います。